表1(クリックすると拡大表示 )
表2(クリックすると拡大表示 )
 ITサービス業界で従業員の平均年収が最も高い企業は、野村総合研究所(NRI)で985万円。2位は891万円の電通国際情報サービス(ISID)で、3位が836万円の日本ユニシスとなった――。

 日経ソリューションビジネスの「2003年度ソリューションプロバイダ業績ランキング」の調査対象企業のうち、売上高100億円以上の上場企業104社について従業員の平均年収を調べたところ上記の結果が出た。104社の平均は610万円。上場企業の平均年収はITサービス業全体の水準より高いと見られるが、その中でもトップ2社の平均年収は突出している(表1[拡大表示])。

 業界最大手のNTTデータは、777万円でトップ10ぎりぎりの10位にランキング。11位のフューチャーシステムコンサルティングは、従業員の平均年齢の低さが目を引く。同社の平均年齢31.3歳は、104社中8位の若さ(表2[拡大表示])。それを考慮すると、同社の774万円の平均年収は上位と遜色ない水準といえる。一方、平均年収で3位となった日本ユニシスは、41.1歳と平均年齢も104社中2番目に高かった。

・2003年度ITサービス企業業績分析の他のランキング、および2004年度版については、こちらのページからどうぞ

(日経ソリューションビジネス)