Linuxディストリビュータ大手レッドハット日本法人の代表取締役社長に,6月1日,レッドハット取締役 松浦徹氏が就任した。「前社長の平野正信氏が5月31日付けで退任したことにともなうもの」(レッドハット)。平野氏は,Linux推進団体OSDL(Open Source Development Lab)のアジア担当OSDLディレクタに6月1日付けで就任した。

 松浦徹氏は,1999年にレッドハット日本法人の創立に参加。2001年から2003年まで韓国事務所代表 兼 香港事務所代表を務めた。

 OSDLのアジア担当OSDLディレクタは,今回新しく新設された役職。平野氏は「アジア全体にわたり,OSDLが推進中の各プログラムや今後の新しい取り組みを主導する」(OSDL)という。日本での代表はOSDLジャパン ラボディレクタ高澤真治氏が引き続き務める。

(高橋 信頼=IT Pro)