三菱マテリアルは5月11日,同社の通販サイトで顧客情報が閲覧可能になっていた問題(関連記事)について,さらに約200件の顧客情報が漏洩した可能性があると発表した。

 同社は5月6日,同社の通販サイトで販売していた純銀粘土の顧客情報1100件が流出したと発表していた。今回流出の可能性を確認した約200件は,同社の通販サイトで販売していた純金カードの顧客情報。合計で約1300件の顧客情報が流出した可能性があることになる。1300件の情報に含まれる顧客数は約1000名という。

 同社では,再発防止のために情報管理体制の総点検を実施しており,管理強化策が実現できるまでの間,純銀粘土や純金カードなどのアミューズメント製品のインターネット販売を中止するとしている。

(高橋 信頼=IT Pro)