クララオンラインは3月7日,米Progeny Linux Systemsと提携し,Red Hat Linuxのセキュリティ・パッチ提供サービスを開始すると発表した。3月8日から申し込み受付を開始した。

 Red Hat Linux 7.2/7.3/8は,2003年12月31日に米Red Hatがパッチ提供を終了した。パッチ提供サービスでは,セキュリティ・ホール情報をメールで提供し,セキュリティ修正パッケージを提供する。

 Red Hat Linux 9も2004年4月30日に米Red Hatによるサポートが終了する予定で,クララオンラインでは2004年5月1日よりRed Hat linux 9向けのアップデート・パッケージを提供する方針。

 料金は,サーバー1台あたり6カ月8000円,12カ月1万2000円。2005年12月末までの契約で1万9500円。台数が多い場合の割引制度を用意している。また,教育機関向けには20%引きで提供する。

 Red Hat Linux向けのセキュリティ・パッチ提供サービスは,日本ではほかにテンアートニが「Linuxアップデートサービス」という名称で提供している。

(高橋 信頼=IT Pro)