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独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が公募した「2003年度オープンソフトウエア活用基盤整備事業」による支援を受けて開発された。ソースコードは,オープンソース・ソフトウエアの開発を支援するサイトであるSourceForge.jp内のOpenOLAPのページからダウンロードできる。オープンソースのライセンスであるGPLに基づき配布されており,無償で利用,改変できる。
OpenOLAPはサーバーサイドJavaで開発されており,PostgreSQL,Linux,Apacheといったオープンソース・ソフトウエアを使用している。GUIを利用してキューブ(多次元データベース)のモデルを作成し,クロス集計計算を行いキューブを生成する「CubeCube生成Tool」と,ドリルダウン,スライスなどの操作に応じてキューブにデータに格納されたクロス集計済データを検索し,ブラウザ上に表示する「Cube参照Tool」で構成される。
アイエイエフコンサルティングでは今後,OpenOLAPの修正や機能拡張を継続するとともに,ITサービス企業などに開発プロジェクトへの参加を呼びかけていく方針。
また同社は,OpenOLAPを利用したデータ分析システムや業務システムの構築,コンサルティング・サービス,教育意サービス,問い合わせサポート・サービスといった事業を開始する。