NTTドコモは,次世代移動通信サービス「IMT-2000」の開始当初に提供するデータ伝送のサービス・メニューをほぼ固めた。2001年5月に開始するIMT-2000の主要サービスとなるパケット交換サービスでは,高速移動時と低速移動時の両方の環境において最大384kb/sの伝送速度を実現する。

 またデータ伝送速度を保証する回線交換サービスでは,高速移動時と低速移動時の環境で伝送速度を最大64kb/sまでに抑える。回線交換サービスを最大64kb/sに抑える背景には,加入者の収容能力やアプリケーションの不足感があるとみられる。

日経ニューメディアのホームページへ