(2000.8.23)
 米Intelが動作周波数1GHzのPentium III Xeonプロセサの出荷を始めたことを米国時間8月22日に明らかにした。サンノゼで開催中のIntel Developer Forumで発表したもの。サーバやハイエンドのワークステーション向け。

 1GHzのPentium III XeonはSC330と呼ぶカートリッジにおさめる。0.18μmルールの半導体技術で製造する。フロントサイド・バスのクロック周波数は133MHzである。1000個ロット時の単価は719ドル。現時点(日本時間8月23日朝)で,1GHzのPentium III Xeonのベンチマーク結果は同社のサイトに見あたらない。

 なおIntel社は,1Mバイトあるいは2Mバイトの2次キャッシュを内蔵し,システム・バスのクロック周波数が100MHzのPentium III Xeonで,800MHz台のチップを製品計画から外すことを明らかにしている。

 このほか同社は,サーバ向けのマザーボード「SBT2」も発表した。2個のPentium III Xeonを搭載できる。ホットスワップ対応のハード・ディスク装置を10台つなぐことが可能。価格は575ドルである。

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