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プレスリリース

Ivanti、Windows 10導入状況に関する調査結果を発表

2017/05/09

Ivanti Software(株)

Windowsデスクトップの移行などクリティカルなITタスクの統合と自動化の分野において業界をリードするIvanti(Clearlake Capital傘下企業、本社:アメリカ・ソルトレイクシティ)は、Dimensional Research社が実施した「2017年Windows 10導入状況に関する調査」で明らかになった調査結果の一部を発表しました。IT企業の大多数(91%)がWindows 10をインストールしていますが、Windows 10への導入状況には依然として企業によって差があります。IT企業の3分の1(34%)がある程度Windows 10を使用していますが、完全にWindows 10に移行している企業はわずか10%に過ぎず、大多数の企業(56%)がWindows 10をITトライアルやその他の限られた環境で使用しているのが現状です。

■移行に影響する要素
10社に9社近く(87%)の企業がWindows 10への移行について懸念を抱いています。懸念事項には、アプリケーションの互換性(65%)、ユーザーを対象としたトレーニングの必要性(43%)、移行に伴う手動の作業(31%)、アプリケーションのパフォーマンス(24%)、イメージ管理の複雑さの増大(23%)などが含まれます。ライセンスコスト(21%)、デスクトップのセキュリティ(18%)、トレーニングにかかるコスト(17%)、デスクトップ上の作業のパフォーマンス(16%)は、さほど懸念されていません。

移行を開始した企業によって、これらの懸念事項は検証されていますが、実際の影響は期待を下回っているようです。移行を開始した企業が直面している問題としては、アプリケーションの互換性(50%)、アプリケーションベンダーからのサポート(34%)、ユーザーがWindows 10のインターフェースに戸惑っていること(29%)、ユーザーの抵抗感(21%)、ハードウェアサポートの不足(19%)、ユーザーファイルと設定の移行が難しいこと(18%)が挙げられています。

■移行に対するアプローチの多様化
企業はWindows 10に関連する数々の懸念事項に取り組んでいるものの、Windows 10の導入は加速することが予測されています。2015年にIT部門以外の部門にWindows 10を導入していた企業はわずか7%でしたが、2017年には51%に成長しています。さらに、4社に1社(77%)が今後2年の間にWindows 10への完全移行を予定しています。

興味深いのは、Windows移行に対するアプローチが多様化していることです。Windows 10への移行に対するアプローチには、イメージの再適用(52%)、ハードウェアの移行(49%)、一元管理のインプレース移行(44%)、ユーザーによるインプレース移行(14%)が含まれます。また、仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)経由でWindows 10を使用する移行(25%)やWindows Server 2016からWindows 10環境を提供する公開デスクトップ使用する移行(9%)のように、Windows 10への移行は、コンピューター上でも行われています。

推奨されるWindows 10のブランチも移行戦略において意見が割れる要素です。IT企業の半数以上(51%)が、Current Branch for Business(CBB)を使用するかLong-Term Service Branch(LTSB)を使用するかどうかについてまだ決めていないと報告しています。残りの49%中、29%はCBBを選択し、20%はLTSBを選択しています。このブランチを決断できない状況は、Windows10への移行に影響しており、IT企業の約4分の1(26%)が、選択するブランチを決めかねているためWindows10への移行を延期していると報告しています。

■ユーザーエクスペリエンスとWindows 10の連携を強化
ユーザーの変更に対する戸惑いや抵抗感を克服するため、IT企業の83%がWindows 10への移行中にユーザーのデスクトップのパーソナライズ設定を移行することを予定しています。移行プロセスの一環として、プロファイルの変更やカスタマイズ設定も移行することで、ユーザーの生産性が強化され、移行プロジェクトの満足度が上がります。

Windows 10への移行中にIT企業が移行したいと考えているユーザーのパーソナライズ情報として最もよく見られる情報としては、ユーザープロファイルの情報(63%)、プリンターの割り当て(49%)、ファイルサーバーの接続(43%)、ドライブレター(42%)、管理されていない、もしくは一元管理されていないファイルやフォルダー(32%)、地域設定(29%)が挙げられます。また、かなりの数のIT企業(28%)が、写真や音楽などユーザー個人のファイルの移行も計画しています。

IT企業の大多数が、ユーザーに影響するその他の目標を最優先事項として扱っています。事実、86%の企業が、移行の一環として、デスクトップのカスタマイズ、セキュリティ、規制遵守を強化するため、デスクトップ管理機能を実装することを計画しています。
新たなWindows 10環境でIT企業が計画しているデスクトップ管理の目標:
• ユーザーから完全な管理者権限を除去すること(41%)
• ログオンにかかる時間を短縮すること(38%)
• ユーザーファイルのデータをシームレスに移行すること(33%)
• 個人のアプリケーションとOSの設定を移行すること(29%)
• ユーザーがインストールしたアプリの実行やユーザーによるアプリのインストールを防止すること(28%)
• ユーザーのログオン時間、アプリケーションの使用状況、管理者権限を追跡すること(21%)

「Windows 10への移行は避けられないため、企業は移行を成功させるためのツールや戦略を受け入れる必要があります」とIvantiの製品管理部門バイスプレジデント、ジョン・ロールスは話します。「満足度の高いユーザーエクスペリエンスを保証し、生産性を強化し、改めてトレーニングを実施する必要性を最低限に抑えるため、エンドポイント管理とユーザーのワークスペース管理ソリューションに対して統一されたアプローチを取ることで、企業はWindows 10の移行を成功させ、Windows as a Serviceで提供される継続的な更新とアップグレードで最新の環境を維持できます」

■Ivantiの「2017年Windows 10導入状況に関する調査」について
Ivantiの「2017年Windows 10導入状況に関する調査」は、Dimensional Research社によってオンラインで実施される世界規模の調査で、23ヵ国以上のITを専門職とする1,825名からの回答が含まれています。

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