AWSとAzureはそれぞれETLの専用サービスを提供している。AWS GlueとAzure Data Factoryだ。

 どちらも、従量課金で使えるうえに、サーバーレスのサービスなので運用性が高い。従来のオンプレミス環境向けのETLツールとは違う特徴を持つ。

 AWS Glueでは、AWSとオンプレミス環境のハイブリッド構成でデータ連携をするためのアーキテクチャーパターンを提示し、Glueの処理ノード数を増やしたときの実行時間の測定、EC2やAmazon EMRとのコスト比較を行う。

 Azure Data Factoryについては、ハイブリッド構成のデータ連携を実現する標準機能を試したり、三つのパラメーターによるパフォーマンスチューニングを実施したりした。