手順を踏んで成功させる 業務システム移行の定石
目次
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業務システム移行の定石[最終回]運用と改善
肝心なのは移行後の改善サイクル 三つのポイントで構成を見直す
クラウドにシステムを移行すれば終わり、というわけではない。むしろそこからが本番。クラウド上でシステムを運用しながら改善サイクルを回し、継続的にシステムのアーキテクチャーや移行計画を見直していくことが重要だ。最終回となる今回は、そのための手順を解説する。
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業務システム移行の定石[第4回]PoC(実証実験)と設計・移行
事前検証に1~2カ月掛け あとで起こる問題をつぶしておこう
クラウドへどのように移行していくかを決めたあと、すぐに設計・移行を始めるのは早計だ。あとで問題になりそうな箇所や懸念点を事前に検証することによって、このあとのプロジェクトを進めやすくなる。今回は、そのためのPoC(実証実験)と設計・移行のフェーズについて解説する。
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業務システム移行の定石[第3回]戦略・分析
どのシステムを移行するか、順序はどうか システムの調査結果を基に仮決めする
今回は、戦略・分析フェーズのタスクを順を追って説明する。このフェーズでは、最終的に、クラウド移行するシステムや方法、順序を仮決めする。それに向けて、システムやインフラの情報収集、要件の整理、クラウドベンダーの選定などを行う。移行プロジェクトの成否を決める重要なタスクばかり。手間を惜しまず丁寧に進め…
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業務システム移行の定石[第2回]体制構築と進め方の計画
速やかにプロジェクトを立ち上げる ベンダーへの丸投げは厳禁
今回は、企画フェーズの最後に行う「体制構築と進め方の計画」について解説する。移行プロジェクトを速やかに立ち上げるのが重要なポイントの一つ。さらに、ユーザー企業が主体となって進めることも肝要だ。社内に足りないスキル・知識を明確にしたうえで、それを補う目的に限定して外部の力を借りる。
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業務システム移行の定石[第1回]移行目的の明確化
何のためにクラウドを使うのか 仮説立てステークホルダーと合意取る
既存の業務システムをAWSやAzureといったクラウドに移行するにはどうしたらよいか。本連載では、多くのITエンジニアが直面するこの問題に対して、具体的な手順を提示する。移行プロジェクトを任された、架空企業のITエンジニアのストーリーを通じて、具体的なプロジェクトの進め方を解説する。
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