資料の紹介

 2017年8月25日、米グーグルの経路情報誤送信により引き起こされたインターネットの大規模通信障害は、記憶に新しいところだ。障害に巻き込まれないためには、堅牢なネットワーク設計とより安全なポリシーに従った接続先選定で、最適な通信経路を選択する必要がある。インターネットではBGP(Border Gateway Protocol)という経路制御プロトコルを採用しているが、実はこのプロトコルでは通信障害が起きたときに、それを回避することは難しい。BGPは宛先までのネットワーク数が最も少ない経路を通るように通信を制御していて、回線品質については考慮していないためだ。

 ストリーミング動画、オンラインゲーム、ネットショッピング、Web会議など回線環境に依存するサービスが多い中、安定した通信品質の確保は必須となる。BGPだけに依存して誤った通信経路を選択して通信に遅延が起こった場合、ビジネス機会の損失につながる可能性も大きい。帯域やトラフィック量、相手との距離といった常時変動する要素を評価する必要がある。

 本資料では、安定した通信速度・品質を担保するための独自ソリューションとして、インターネットの「最適経路選択」を紹介している。データの宛先や通信の時間帯に即して自動で最適な配信ルートを選択し、確実かつ遅延なく安定した通信を確保。本ソリューションの採用により、平均で44%の通信遅延を解消できるとしている。

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