資料の紹介
医療現場におけるIT活用が加速している。日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院は、患者のベッドサイド用にスティックPC(パソコン)250台、医師や看護師、薬剤師向けにタブレット200台の導入を進めており、患者とのコミュニケーションの活性化に役立てている。
同院が最新のIT機器活用の目的として掲げるのは、「患者中心の医療」を提供すること。実際、今回のモバイル導入により、患者に対し、よりわかりやすい説明や、迅速な情報提供が可能になった。加えて、出張などで担当の医師が院外にいる場合でも、緊急事態への迅速・正確な対応が可能になるとしている。
本動画は、榊原記念病院の病室や診察室など、診療現場におけるIT活用シーンに加え、導入効果や機器選定のポイントなどを、各医療現場の担当者に尋ねたインタビューを収録した。医療の質的向上だけでなく、職員にとって働きやすい現場づくりにも役立っているという。