資料の紹介

 明治安田生命は2016年1月に、新契約引き受け時の査定業務で、ホスト環境で動作するルールエンジンの利用を開始した。担当者による「体況査定業務」を約10%削減したほか、回答スピードが上がり、最短で申し込みの翌朝に契約を成立させられるようになるなど、顧客満足度の向上につながった。

 保険に加入する際、加入希望者は保険会社へ「体況(健康状態)」についての告知義務がある。健康状態について何らかの告知があった場合、保険会社は専門部署で査定を実施。担当者が医学的な知識と経験に基づいて、告知内容を1件1件確認し、加入の可否を判定するという流れだ。

 明治安田生命は、従来担当者がイメージデータを確認しながら行ってきた体況査定業務をビジネスルールとして整理。加入希望者が報告した告知内容を仕分けて、加入の可否やさらに確認が必要な案件を自動判定できるようにした。本資料では、ルールエンジンを中核とした査定業務処理システムの構成や運用体制について説明する。

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