資料の紹介

 企業がクラスタシステムを導入する目的としてまず挙げられるのは、障害や災害が発生した際の業務継続性を確保することだ。しかし最近では、クラウド環境におけるクラスタの利用が注目されている。主な用途は、クラウドベンダーが提示するSLAへの対応や、計画停止時のバックアップ運用のための冗長化である。

 クラウド環境で冗長化を実現するには通常、PaaSを使う方法や、IaaSの冗長化オプションを使う方法がある。ただし、PaaSではオンプレミスに比べ、機能や諸元に制限があって不便な場合があるし、IaaSの冗長化オプションを使うとコストがかさむ。自前のクラスタソフトをIaaS環境に持ち込もうにも、クラウド環境への対応が難しい場合が多い。

 本資料では、アマゾンウェブサービスをはじめとする国内外の多くのクラウドサービス(IaaS)で動作確認済みのクラスタリング・ソフトを紹介する。オンプレミスからの移行期間をより短くできるうえ、クラスタリング・ソフトを“持ち込む”ことで、コストも抑えられる。SAP HANAやSAP NetWeaverと連携させることも可能だ。

この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です

日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。