資料の紹介
IoT(モノのインターネット)、スマートシティ、ソフトウエア定義WANなど、ビッグデータ社会をとりまくIT環境は日々変わり続けている。特に近年、日々生成され続けるビックデータによるネットワークトラフィックの増加がさまざまな影響をもたらしており、ネットワーク基盤の安定運用と高信頼性への要求も高まる一方だ。
ネットワークの応答悪化は多くの場合、「WAN回線輻輳」、瞬間的に多量のパケットが突発的に流れる「マイクロバースト」が引き金となる。輻輳対策としてWAN回線の帯域を増やしても、増えた帯域をさまざまな通信が奪い合い、新たな輻輳を引き起こしてしまうことが多い。また、マイクロバーストを回避するための設定変更、検証、調整にはかなりの時間と労力が必要になる。
本資料ではまず、この2つの課題を丁寧に解説したうえで、その解決策として、統合アプライアンス製品とその機能を紹介する。特に、アプリケーションや拠点ごとに、各通信の優先順位を付けて帯域保証することで輻輳を回避する機能や、マイクロバーストを理想的なトラフィックパターンに調整し抑制する機能などについて、詳しく図解している。