資料の紹介
知識労働に従事する“ナレッジワーカー”にとって、働きやすい環境は切っても切り離せないものである。物理的なオフィス空間はもちろん、集中できる時間帯、会議の濃度、生産的なコミュニケーション手段、そして最適なITツール――刻々と状況が変化する現在のビジネス社会では、これら複合的な要素に配慮することが生産性向上と価値創造の鍵となる。
また、職場にはさまざまなタイプの人たちが働いている。働き方改革やダイバーシティの重要性が叫ばれるなか、多種多様な仕事のスタイルを認めつつ、組織をうまく運営していく方法を探らなければならない。そのためには「どんな人間が働いているのか」を見極め、その行動をよりよく理解する必要がある。
本ホワイトペーパーは、こうした課題をクリアするために外資系企業が作成した教科書だ。2015年9月から2016年3月までの期間、欧米の約1000名のナレッジワーカーに対して行ったアンケートをもとに、“従業員の能力を最大限に発揮する環境”を提示している。職場にいる4タイプを「先導者」「ゲームチェンジャー」「天才」「守護者」に区分するなど独自の視点で語られる。経営層や人事・総務担当者にとっては、組織づくりのヒントになるはずだ。