資料の紹介
文部科学省の「教育の情報化の推進」の掛け声のもと、小学校や中学校でタブレットを使った教育が進展を見せている。しかし、高校では教育現場でのIT活用が遅々として進んでおらず、アクティブ・ラーニングの取り組みも多くの高校で手つかずのままだ。
そうした中で、茨城県水戸市の水城高等学校は、タブレットPC(タブレットとパソコンの両用が可能な2-in-1型パソコン)を「個人所有のIT」として生徒一人ひとりに持たせ、いつでもどこでも学びにITを生かせる環境の構築を進めている。文科省が2016年に打ちだした「高大接続改革」構想にいち早く対応するのが狙いだ。
本資料では、水城高校が生徒用パソコンに求めた要件と、これらの要件をすべて満たすものとして採用した2-in-1型パソコン、および同高校におけるアクティブ・ラーニングの取り組みについて紹介する。機種の選定に当たっては、生徒が3年間使用しても耐えられるスペックと同時に、価格が適正であることなどを考慮した。