資料の紹介
ネットワークにおけるケーブル配線などの物理層は、日ごろあまり意識されないが、実はネットワーク障害の半数が物理層で起きている。また、LANの性能はコネクターとの接続やケーブルの引き回しの状況でも変わるため、敷設事業者の技量や施工環境によっては、規格通りの性能を発揮できていないことがある。
ビジネスの場がインターネット上に拡大した現在、IT部門は従来のコストセンターから、ビジネスに直結した部門への進化を迫られている。高速通信インフラの構築に必要なLAN配線の設計・敷設・試験・検収を、いかに確実に、コストや時間をかけずに完遂するかは、IT部門の最重要ミッションの一つになっている。
本資料ではまず、企業のネットワークが満たすべき要件の変化、ネットワーク障害の原因、ケーブル配線をはじめとする物理層の重要性について、データを示しながら解説。さらに、高信頼ネットワークの構築に必要な知識として、メタル配線の動向、配線の基礎と注意事項、規格に基づく高信頼の認証試験、問題発生時の診断方法、効率的な障害対応を助けるツールなどを紹介する。