資料の紹介
IT環境が複雑になるにつれ、以前は簡単だったはずの作業に膨大な時間をとられる、という場面が増えてきた。実際、クラウドやオンプレミスの複数の環境が絡み合ったシステムに対する開発やデプロイ、保守は困難であり、ビジネスの要求が高度になる一方で、IT部門は管理、可用性、コストの課題への対応に苦慮している。
米航空宇宙局(NASA)では、従来のデータセンターからクラウドベースの環境にアプリケーションを移行した結果、複数のプライベートクラウドとAmazon Web Servicesにまたがる環境が構築され、管理が複雑化。システム管理者が各サーバーにアクセスしたり、パッチを適用するといった日常的な作業にも、非常に手間がかかるようになっていた。
本資料では、運用管理の課題に悩むIT担当者の関心を集めている、オープンソース・ベースの自動化ツールについて、海外での先進事例をまとめて紹介する。NASAは同ツールを構成管理に利用し、これまで1時間以上かかったWebサイト更新作業を5分未満に短縮。他の企業も、環境のプロビジョニングやDevOpsに利用している。