資料の紹介
時事通信社は、PBX(構内交換機)の更改時期が迫ったのを機に、オンプレミス型PBXとクラウドPBXの連携による新しい音声コミュニケーション環境を構築。スマートフォンなどのモバイル端末を内線電話として利用することで、社外でも社内にいる感覚でコミュニケーションできるようにした。
それまで同社は、社員一人ひとりに固定電話を用意するほか、会議などで離席する際も、内線通話ができるように構内PHSを導入していた。しかし、PHSが老朽化し、バッテリーが劣化したり、部品が調達できなかったりして、管理が難しくなっていた。加えて、異動の際に固定電話のPBX設定を変更する作業の負担も重かった。
本資料では、時事通信社における従来のコミュニケーション環境の課題とその解決方法、新しい環境が同社の業務にもたらしたメリットについて説明する。スマートフォンに内線機能を付与することで連絡が格段に円滑になったほか、固定電話を減らしてオンプレミス型PBXをスリム化することで導入コストを約10%削減できたという。