資料の紹介
年間2000万人余りが利用する福岡空港。国際空港である同空港では、施設設備管理やチェックインなど多くの重要業務を支えるシステムが、1日18時間稼働しており、万一障害が発生したら大混乱は避けられない。システム運用管理を担う福岡空港ビルディングは、ITILをベースに障害を未然に防ぐ運用体制を構築、ITサービスの品質向上を目指している。
ITILは、ITサービス管理のベストプラクティスを集約・整理したものであり、ITサービスの品質向上を目指す多くの企業の関心を集めている。ただし、その対象範囲は極めて広いため、そのままでは個別の企業の業務に適用しにくい。導入にあたっては、業務スタイルに合わせて、管理プロセスを回しやすく、メンバーがなじみやすいサービスデスク・ツール選びが肝要になる。
本資料では、福岡空港ビルディングが1日18時間提供するITサービスの品質向上を目指して実施したITIL導入プロジェクトの経緯を報告する。肝となったサービスデスク・ツール選びや、人員配置やスキルアップの取り組み、導入効果について、キーマンの声を交えて紹介している。