資料の紹介

 本格的なデジタルネットワーク時代が到来し、否が応でもデータ処理スピードに高速化が求められる昨今、2000年代に導入したシステムであっても処理性能の劣化は否めない。自社にサーバールームを構え、自前で基幹システムを運用してきた企業も数多いが、運用負荷や事業継続計画(BCP)の面からもリスクを抱えているのが現状だ。

 老朽化した基幹システムの再構築——クラウドへの移行は代替手段の筆頭として上がる。しかし、企業の心臓部となるシステムを移し替えるとなると、1つのボタンの掛け違いが命取りになる。ベンダーの数が限られている地方であればなおさらだ。そこでしっかり利用者側と向き合い、密なコミュニケーションが図れる“距離が近いベンダー”の存在が重要になってくる。

 本資料は、四国に根を張るクラウド事業者と、四国・中国エリアでショッピングセンター/スーパーマーケットを展開する企業によるクラウド移行の成功事例である。これにより自社運用していた基幹システムをフルアウトソーシングに向けて転換し、情シス部門のリソースを戦略的な企画・設計業務へと振り分ける道筋ができた。そこには地元にデータセンターを構え、親身になって話を聞いてくれる事業者に対する安心感も大きく貢献。ありそうでなかった“地域密着クラウド”の好サンプルとなっている。

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