資料の紹介
矢崎総業は、静岡県にあった主力データセンターを移設した。可用性や地理的条件について事業継続上のリスクがあったことと、法定停電などにより24時間365日稼働ができず、グローバル化するシステム運用のニーズにも応じることができなかったためだ。
同社は、国内外で移設先を検討。通信のレイテンシー、電力供給や政治の安定度、災害リスク、可用性、コストなどを比較して、国内外の13データセンターに候補を絞り込んだ。地震が多いことから国内の候補は少なかったが、最終的には国内のデータセンターを選んだ。
本資料では、矢崎総業がデータセンター移設にあたり検討した内容や選定のポイント、移設前後のシステム構成などについて紹介する。クラウドサービスを利用することで、従来より柔軟なインフラを整備。基幹系を含む新規システムはすべて新しいインフラ上に構築し、既存システムも順次移行する計画だ。