資料の紹介
矢崎総業は、グローバルな経営情報をいつでも把握でき、迅速な意思決定が行える環境を整えるために、全社規模の業務改革プロジェクトを推進している。プロジェクト発足にあたって、IT部門からも人材を送り込む必要があった。
同社のIT部門は当時、ITインフラの構想・企画から保守・運用まですべてのフェーズに関わっており、システムの構成製品に関する調達や契約も担当していた。戦略プロジェクトに割く人手を確保するために、同社はITインフラ業務の見直しを実施。IT部員を企画や要件定義などのコア業務に注力させるために、その他の業務を外部にアウトソースすることにした。
本資料では、矢崎総業がIT部門の「非コア業務」を外部に移管した経緯を振り返り、成功のポイントや移管前後の変化、成果などについて説明する。同社は、複数のシステム製品ベンダーとの交渉や調整業務をまとめて一任できる「コアサプライヤ」の選定が、IT部門の業務効率化のカギと考え、独自の基準を設けて選定を進めた。