資料の紹介

 2016年に突如出現したIoTボットネット「Mirai」は、世界中で猛威を振るった。2016年第4四半期における大規模DDoS攻撃の半分以上はMiraiによるものとされている。その他にもIoTボットネットが生まれ、昨年には数百Gbpsを超える巨大なDDoS攻撃トラフィックが発生している。

 IoT経由の攻撃は、感染ベースのボットネットに限らない。家庭用ルーターなどを利用するSSDPリフレクター攻撃が爆発的に増加し、潜在的に脆弱性を抱えるデバイスがDDoSの踏み台として現実的に利用されている。

 本資料は、ここ数年の比較的新しいDDoS攻撃の潮流についてまとめたものだ。本格的なIoT時代を迎える中、契機となった2016年の事例や傾向を具体的な数字を示しながら解説する。現在は、身近なIoTデバイスがセキュリティ脅威の片棒を担ぐ可能性がある。それだけに、「次世代DDoSに関するマナー」を知るには最適な資料と言えるだろう。

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