資料の紹介
インターネットにはいくつか弱点がある。ユーザーからのリクエストが殺到すると、サーバーの反応が遅くなったり、落ちてしまったりする。例えば、インターネットでオンラインビデオを視聴するとして、多くのユーザーが同時にアクセスしたら試聴できない場合もある。調査によると、オンラインビデオを視ているときに再生が3回中断すると、78%のユーザーが視聴を途中でやめてしまうという。また多くのユーザーは、Webサイトの読み込みを5秒以上待ってくれないともいう。
サービスの中断がビジネスに悪影響を与えることは間違いない。そのためにコンテンツデリバリーネットワーク(CDN)サービスがある。CDNはオリジナルと同じサーバーを世界中に置き、世界中のユーザーに最適なネット体験をもたらす手法である。ただし、ただひとつのCDNサービスで、自社のすべての顧客に満足を与えられるとは限らない。複数のCDNサービスを利用し、各CDNの強みを組み合わせることで、最強の配信プラットフォームを作ることができる。
本資料は、CDNとマルチCDNの仕組みからマルチCDNのメリット、その構築について解説する。合わせて、CDNを選択するポイントとマルチCDNが必要かどうかを確認するポイントを分かりやすく紹介している。