資料の紹介
野村総合研究所(NRI)は、社内の基盤システムの中核をハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)で構築し、Windows 10のデスクトップ仮想化(VDI)を実現した。HCIを採用することで、初期投資を抑えて短期間で運用にこぎつけられると同時に、VDIの段階的な展開が可能になり、先々の投資の無駄もなくせるとしている。
今回の新基盤システムは、IT中期計画の柱のひとつ「先進のワークスタイルを支えるセキュアな基盤システムの整備」を実現するためのものだ。従来の3層構成も検討したが、シンクライアント環境に課題があったことから、設計・構築、運用に多くの手間と時間がかかるとして、採用には至らなかった。
本資料では、NRIが新基盤システム構築に踏み切った背景と、それまでに抱えていた課題、採用したソリューションと導入効果について紹介する。現在、本社の約1000ユーザーを対象としたVDI環境を整備済みで、2020年までには全社展開する計画だ。