資料の紹介
世界各国で、市民の政策への関与を促す「オープン・ガバメント」の考え方が広がってきた。その実現の基盤となるのが、政府や行政機関が提供する「オープンデータ」である。日本政府も、オープンデータ公開サイトの一覧をDATA.GO.JPサイトに掲載するなどして、オープンデータへの取り組みを推進している。
オープンデータでは、膨大な量のデータを、誰でもアクセスできる共有可能なフォーマットにして公開している。そのオープンデータをシステムに簡単に取り込めるようにするAPIが公開されているケースも少なくない。しかし、実際にオープンデータを活用する場合には、データを扱いやすくするために、クレンジングや整理統合といった前処理が欠かせない。
本資料では、オープンデータをはじめとする各種の膨大なデータを、探索、分析、可視化しやすくする分析ソフトウエアと、その活用例を紹介する。Web上のプログラムにより、公開されているAPIを活用してオープンデータを取り込み、データに潜む傾向やパターンの特定、予測モデルの作成/テストを可能にする。