資料の紹介

 国内外のいたるところでマルウエアの一種であるランサムウエアの被害が報告されている。ランサムウエアはパソコンのデータを勝手に暗号化して、データを人質にとり、暗号化を解除するために身代金を要求するものだ。その代表である「WannaCry」はWindowsの脆弱性をついて感染を広げるので、基本的な対策はWindowsのアップデートだ。しかし、従来の対策では、感染そのものを完全に防ぐことは難しい。そして、感染してしまったときに対処できない。

 ランサムウエアに対する、いざというときのための最良の備えはバックアップだ。バックアップデータがあれば、データを“人質”にとられても、最小の被害で元の状態に復旧できる。Windowsには標準でバックアップツールがついているが、それで十分ではないかという「誤解」もある。Windowsの標準機能ではファイル単位でバックアップするので、大容量のファイルを扱う場合、バックアップに時間がかかりすぎることもある。また、ランサムウエアのなかには、バックアップファイルの拡張子を対象にするものもある。Windowsのバックアップツールで扱うファイルの拡張子は決まっているので、狙われやすい。

 本資料は、企業が大切なデータを守るために最適なバックアップツールについて、大規模データや仮想化環境への対応など、必要な機能について解説する。

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