資料の紹介

 ワークステーションを何日間も連続稼働させ、高負荷の計算を続けなければならない場合、正確かつ迅速に結果を得るために、より高性能のマシンを数多く導入することが効率的だ。処理能力の高さはCPUの性能によって左右されるが、環境によってその選択肢は異なる。現在は低クロックで複数コアが同時に処理をするマルチコアCPU主流だが、使用するプログラムが一つのコアに高い負荷をかける設計の場合、コア数よりもクロック数の高いCPUの方が処理は速い。しかし、オーバークロックなどでクロック数が上がることによる発熱は機器の正常な動作を妨げる。動作を維持する上で、大型冷却装置を持つタワー型マシンが理想的だが、きょう体が大きく、限られたスペースに多くのマシンを配置できないため、効率は落ちてしまう。

 条件をクリアするには、高クロックCPUを搭載し、それを維持できる高い冷却能力を備え、かつ省スペースのワークステーションが理想的である。同じCPUを搭載したマシンでも、高さがタワー型の半分以下になれば、より多くのマシンを配置して効率的な運用が可能となる。

 本資料では、大学研究室におけるシミュレーション計算の運用例をもとに、高い冷却性能を持った省スペースワークステーションの優位性を紹介する。

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