資料の紹介
これまでオンプレミスで運用してきた基幹システムをクラウドに移行する——。企業の根幹を移植するこうしたケースでは、抜本的なITコスト削減、定期的なハードウエア保守からの解放、ITガバナンス向上・セキュリティ強化、BCP(事業継続計画)対策、クラウドファーストによる新技術への迅速な対応といったさまざまな目的が考えられる。
しかしその性質上、基幹システムの移行は滞りなく行う必要がある。そのためには必須要件・推奨要件の確認をはじめとする入念な事前準備、システム全体のビジョン策定、クラウド特有の運用要件の把握など、企業側の能動的な姿勢が求められる。クラウドインテグレーターに“丸投げ”せず、ユーザーがこれらの移行マナーをしっかりと身につけることが、円滑なクラウド導入・運用につながる。
本資料は、基幹システムをクラウドへ移行する際に必ず押さえておくべきポイントを分かりやすくまとめた教科書である。現場を知り尽くしたコンサルタントが計画立案からRFI/RFP(情報提供依頼書/提案依頼書)作成に至るまで、導入手順に沿いながら6章に分けて詳細に解説。クラウドサービスの比較表も提供してくれる。