資料の紹介
IoT普及を機に、これまで無縁と思われていた業界にもIT化が進み始めている。一方で、IT機器はオフィスや生産ラインなどこれまで想定されていた環境から、ソーラーシステムや屋外駐車場など想定外の過酷な環境での動作が求められるようになった。例えば、ビニールハウス内を監視するシステムもその一つ。ビニールハウス内は湿度が高く、温度が50度を超えることもある。さらに、ルーターを通じて空調などの装置を遠隔制御するため、SIMに固定IPを割り振る必要があり、外部からの不正アクセスにさらされる危険がある。
機器が停止することなく通信を続けるには、高温多湿の環境でも安定した動作を想定して設計された「高耐久性IoTルーター」の導入という手段がある。さらに、セキュリティを維持しつつ低コストで通信するには、固定IPアドレスの割り当てが可能で、安全な拠点間通信機能を備えた「セキュリティSIM」を組み合わせることが有効だ。
本資料では、ビニールハウス内の遠隔制御・監視するシステムの事例をもとに、安全かつ確実な動作を実現した「高耐久性IoTルーター」と「高セキュリティSIM」の組み合わせについて紹介。それぞれの機能や優位性について解説する。