資料の紹介

 かんぽ生命保険は、民営化以降継続して取り組んできた全社システム見直しの一環として、東日本と西日本の2カ所で運用していた基幹系システムを東日本に集約。2017年1月に新基幹系システムの運用を開始した。西日本には災害対策用の待機系システムを設置することで、ハードウエアコストを約4割削減するとともに、安定したシステム稼働環境を実現した。

 日本郵政公社の民営化で誕生したかんぽ生命は、全国に約2万カ所の郵便局を擁する。ビジネスの基盤となるシステムも大規模で、重要な社会インフラを担う存在と言える。しかし、民営化当時のシステムは、他の大手保険会社に比べ、システムコストの高止まりや、障害発生件数の多さなどの課題があった。

 本資料では、かんぽ生命が「次期基幹系システム更改プロジェクト」において、これらの課題を解決するために採用したシステム基盤について紹介する。クラスタリングシステムと、被災時にCPUを増やして業務処理を継続する「キャパシティバックアップ」の仕組みを利用することで、コストを抑えた災害対策を実現した。

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