資料の紹介
パソコンを安定した動作環境で維持し続けるのは、当たり前のようで難しい。予期せぬトラブルをバックアップで回避するのが一般的だが、復元作業には多少なりとも時間がかかる。リアルタイムにミラーリングしていたとしても、ウィルスなどの不具合要素までもバックアップしてしまうリスクがある。
特に教室用のパソコン、職場や学校での貸し出し用などのパソコンは管理が手間で、何かあるたびにバックアップしたシステムをリストアするのは時間がかかる。端末をサーバーで一元管理するシンクライアントという手段もあるが、システム構築に労力やコストがかかる。もう一つの手段として、端末に“環境復元ソフト”を導入する方法がある。これは任意のドライブに一時ファイルを作成、すべての書き込みをそこに退避させることで元の環境を保護。OSやウィルス対策ソフトのアップデートを除外しつつ、再起動やシャットダウンのときに一時ファイルを破棄し、保護を開始した状態に戻すというものだ。
本資料では、Windows用の環境復元ソフトの仕組みとその活用法を解説。加えて、店舗やメーカー、公的機関などの導入事例から、実績と効果について紹介する。