資料の紹介
ソフトウエア定義ネットワーク(SDN)およびネットワーク機能仮想化(NFV)の導入を推進するため、業界標準となるベンチマークである「ネットワークサービスベンチマーク(NSB)」の策定が進みつつある。NSBでは、主要業績評価基準(KPI)に従って、ワークロードの測定評価やモデリングを行い、NFV移行時の総保有コスト算出を可能にする。
NSBは、テストハーネスツールと、オープンソースによる仮想ネットワーク機能(VNF)リファレンスを使用して実証するベンチマークテスト方法論で構成。VNFインフラストラクチャライブラリ(VIL)を使用して、データプレーン開発キット(DPDK)アプリケーションとして実装する。
本資料では、NSB VNFのアーキテクチャと、VNFの「仮想ファイアウォール(vFW)」で定義される機能について説明する。安全な企業ネットワークと、信頼できない外部ネットワークの間でやり取りするすべてのIPパケットを、vFW経由で処理することにより、必要なフィルタリングと破棄パケットのカウントを行う。