資料の紹介
多くのランサムウエアがフィッシングやスパムメールを介して広まっていることは、今や周知の事実である。にもかかわらず、被害は増加する一方だ。犯人は専門的なマーケティングや社会工学の知識とツールを駆使して、ユーザーが不正なメールや添付ファイルを開封するように仕向ける。自覚のあるユーザーでさえ、罠にかかる可能性がある。
ことランサムウエアに関しては、「検知して対応する」アプローチはほとんど効果がない。なぜなら、ランサムウエアが動き出してしまったらもう手遅れだからだ。したがってランサムウエア対策で最も重要なのは、「事前に防御する」ことである。
本資料では、こうした課題に有効な最新のベストプラクティスとして、米FBI(連邦捜査局)が推奨するランサムウエア対策を概観する。ユーザーが実践すべき9つの予防ステップ/手法について解説し、最後に、すべての端末を管理・保護して新旧の脅威から保護するソリューションを紹介する。