資料の紹介

 情報サイトのバックエンドには、データベースが存在する。データベースはオープンソースのため無償で利用できるシステムがあるが、その場合はトラブルやボトルネックの解消は自己責任となる。

 各種ランキングやニュースを配信するオリコン・グループでは、オープンソースのデータベースを使用してきたが、情報サイトのリニューアルに合わせて、システムを刷新することにした。増大するトラフィックに対応し、システムの安定運用を実現するためだ。既存のシステムでは長期間にわたって運用したため、データベースが肥大化し、レスポンスが遅くなっていた。またトラブル発生時の調査やチューニング作業時間がエンジニアの経験やスキルによって左右されるため、作業が平準化できないこともあった。スタッフは熟練者ばかりではないので、トラブルの調査に時間をとられ、本来の業務に支障をきたすこともある。

 本資料は、オリコン・グループがシステム刷新にあたり、オープンソースのデータベースから、その有償版に乗り換えることで、問題点をいかにして解消したのかを事例とともに紹介する。

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