資料の紹介
ドイツが国を挙げて進める「インダストリー 4.0」は、IoT(モノのインターネット)などのデジタル技術を活用して、製造業の生産性を飛躍的に向上させようとする取り組みである。「第四次産業革命」とも呼ばれ、国際的な注目を集めている。
ドイツでは、インダストリー 4.0に関わる様々な研究領域において産学連携を推進している。その拠点となるのが「クラスター」だ。このクラスターは、研究所、ベンダー、企業などの相互連携という構図は日本と同様であるが、「成果」よりも「場を作ること」が本質としている部分に大きな違いがある。
本資料では、独アーヘン工科大学における「欧州先端の産学連携モデルの現在」を、2つの先進事例を交えてレポートする。同大学のクラスターの一つでは、これらの事例をモデルケースに、企業がものづくりのデジタル化を学び、さらに自らのビジネスに置き換えて体験できる仕組みを整えている。