資料の紹介
近年、様々なサービスでリアルタイム処理の要求が増大し、大量のリクエストを迅速に処理することが、ビジネスの成否に関わるようになってきた。そのため、多くの企業や組織で、データベース処理の高速化がIT部門の最優先課題になっている。
データベース高速化の手段としてはチューニングが一般的だ。しかし、チューニングは技術者に多大な労力と時間を強いるうえ、処理性能の向上にも物理的な限界がある。そこで今、注目を集めているのが、HDD(ハードディスクドライブ)よりも高速なSSD(ソリッドステートドライブ)を搭載したフラッシュストレージである。
本資料では、データベース高速化の手段として、HDDベースのストレージ環境をチューニングするのと、SSDベースのストレージ導入のどちらが効果的かを、測定・検証した結果を紹介する。さらに、HDDとSSDが混在したハイブリッド型ストレージと、オールフラッシュ型ストレージの使い分けについても検討している。