資料の紹介
コンピュータの記憶媒体と言えばハードディスク、という時代は終わろうとしている。日々使うスマートフォンはもちろん、ノートパソコンの記憶媒体も、すでに半導体素子をベースにしたシステムへの移行が進んでいる。同じことが、データセンターでも起こりつつある。
急速に進化したフラッシュメモリーは今や、性能と容量の両面でハードディスクを超えたと言っても過言ではない。しかし、企業が使用するストレージでは、性能と容量だけでなく、信頼性が何よりも重要だ。さらに、製品や実装方式によっては、性能面での課題や懸念もある。
本資料は12章58ページにわたるフラッシュストレージの解説書である。「フラッシュメモリーとは何か」「キャッシュとストレージの違い」といった基本知識から、データセンターでの活用状況、さらにはその構造や利点など、最新技術の詳細までを丁寧に解説したうえで、企業向けフラッシュストレージの要件と今後の進化をまとめている。