資料の紹介
ビッグデータ時代を迎えて、世の中のデータは爆発的に増え続けている。これらのデータの大部分は使用頻度の低い「コールドデータ」だと言われており、将来活用される場面に備えて、安全かつ低コストにアーカイブしたいというニーズが高まっている。
こうした中、磁気テープは再び注目されている。ハードディスクに比べて容量単価が安く経済的なうえ、データの破損や消失といったリスクが低く、今後も大容量化が見込めるメディアだというのがその理由だ。また、アクセスが無くても電力を消費し続けるハードディスクと異なり、データを読み書きする時しか電力を使わないので、消費電力も大幅に削減できる。
本資料では、大容量磁気テープを使ったアーカイブストレージシステムの概要や特徴を、海外での事例を交えて紹介する。ユーザーには操作性や、短時間で運用開始できること、拡張性などが評価されているという。平成28年度の「省エネ大賞」で「資源エネルギー庁長官賞」を受賞した。