資料の紹介

 現在のIT部門は、互いに相反するニーズに向き合っている。一つはレガシーアプリケーションを停止させることなく、低いリスクで運用し続けること。もう一つは、新しいサービスを迅速に投入できるIT基盤を提供することである。こうしたニーズを満たすサービスとして一時、大きな注目を集めたのがパブリッククラウドである。

 パブリッククラウドは優れたコスト効果を発揮するが、自社の環境を利用する方が経済的なケースもある。ERPやエンドユーザー向けの生産性向上ツール、ビジネスインテリジェンス(BI)ツールといった、定常的で予測可能なワークロードの管理は、IT部門が従来最も得意としてきた業務だからだ。

 本資料は、IT部門が向き合う2つのニーズを満たし、オンプレミス環境とパブリッククラウドの違いを意識することなく運用できる、新しいインフラモデル「エンタープライズクラウド」についての解説書である。エンタープライズクラウドの必要性を訴え、その実現に不可欠な5つの特性を挙げたうえで、構築にあたって留意すべき点を解説する。

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