資料の紹介
「SSD(ソリッドステートドライブ)」を搭載するパソコンやサーバーが増えている。半導体素子を記憶媒体に使用するSSDは、回転型の磁気メディアを用いるHDD(ハードディスクドライブ)より高速にデータを読み書きできる。容量当たりの単価の差も縮まってきており、HDDの役割を置き換えつつある。
しかし、いくら高速な読み書きが可能なSSDであっても、従来のSATA(Serial ATA)インタフェースで接続するのでは“宝の持ち腐れ”になりかねない。そこで登場したのが、より高い転送速度と低いレイテンシー(遅延)を実現する、SSDに最適化したストレージ接続規格「NVMe(Non-Volatile Memory Express)」だ。
本資料では、Xeonプロセッサ搭載サーバーとNVMe SSDについて、さまざまな観点から性能を計測した結果を詳細に報告する。SATA/SASおよびPCIe接続型SSDの比較として、I/O性能やCPU負荷のほか、MySQLデータベースのトランザクション性能などを計測した結果、NVMe SSD1台でSATA SSDの6〜8台分の性能を実現できることを確認できたという。