資料の紹介

 次世代のネットワークを実現する技術/仕組みである「SDN(Software Defined Networking)」が、本格的な普及期を迎えつつある。SDNによって、場所やデバイスといった物理的な環境からネットワークが解放されることで、企業システムが根本から変わる可能性がある。

 だが、SDNの設計/構築には技術力とノウハウの蓄積が必要であり、ユーザー企業自らが取り組むにはハードルが高い。例えば、SDNのようにネットワークの構成が変化していく環境では、ネットワーク配線図だけでなく、どうやって設計したのか、この設計は柔軟性を担保するうえでどのような意味を持つのか、といった説明も含めた「機能設計図」が重要になる。ネットワーク構成が変化しても、設計機能図を読み解くことで「そもそもの設計の狙い」に立ち戻れるという。

 本資料では、SDNを導入したユーザー企業のユースケース5例について、このような専門的なノウハウが反映された実装パターンを図解する。ネットワークの“SDN化”によって、「ネットワークの複雑性」「セキュリティ運用の煩雑さ」といった積年の問題をいかにして解消し、ビジネスの目標達成につなげたかを紹介する。