資料の紹介

 情報セキュリティの強化は、あらゆる企業にとって、最も重要な課題の一つである。富士通も例外ではなく、グループ全体の「情報セキュリティ方針」と情報セキュリティ関連規定を整備。これらの基本方針に則って、顧客に納入するシステムに関するセキュリティガイドラインを作成し、セキュリティ監査を実施している。

 以前の同社では、顧客に納入するWebサイトやWebアプリケーションのぜい弱性を、簡易的なツールと手作業で一つひとつチェックしており、大きな労力と時間がかかっていた。加えて、手作業によるチェックでは、担当者のスキルによって品質にバラつきが出てしまうことが避けられなかった。

 本資料では、富士通グループが、上記の課題を解決するために導入した「Webぜい弱性診断ツール」について紹介する。セキュリティ診断ツールの導入にあたって同社は、コスト、機能、操作性、サポート、将来性の5つの観点で評価分析を実施。導入決定後は、1カ月で必要な体制を構築し、全社展開したという。