勘と経験と度胸に頼るマーケティングは限界

データ分析に基づく科学的なマーケティングを導入するには

2017/08/21 SAS Institute Japan

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SAS Institute Japan株式会社<br>グループマネージャー<br>営業第一統括本部<br>エンタープライズ営業部<br>増山 剛雄 氏
SAS Institute Japan株式会社
グループマネージャー
営業第一統括本部
エンタープライズ営業部
増山 剛雄 氏

 勘(K)と経験(K)と度胸(D)に頼る、KKDマーケティング。

 そうした従来型のマーケティング手法が、今、通用しなくなっている。マーケティング活動のターゲットを勘と経験だけで決めていても一定の成果を見込めたのは、もう何年も前の話。現在は、最新のITを活用してデータを大量に集め、数学や統計学の手法を使って分析し、その結果に基づいてマーケティング施策を打っていく「アナリティカル・マーケティング」でなければ、確かな成果を期待できなくなっているのだ。

 また、データ分析を受け持つマーケティング部門にとっては、分析作業から「属人」を排除することも重要な課題となっている。豊富な知見と経験を持つ専門スタッフが今そのマーケティング部門にいるとしても、異動や退職によって不在になってしまう可能性は常に存在する。後任の担当者の能力次第で社としての「マーケティング力」が落ちてしまうのを避けるには、データ分析の作業はITのツールに任せるのが妥当だ。人材確保におのずと限界がある中堅中小企業にとって、なおさらである。

 幸いなことに、ITの進化にともなって、データ分析をするための基盤とツールには中堅中小企業でも簡単に使えるものが揃ってきた。最近のデータ分析ツールはマウスで操作する方式のものが多く、結果をグラフなどで分かりやすく示すのも容易。クラウドを利用すれば、高価なサーバーやストレージを社内に設置する必要はない。

 例えば、統計解析ソフトウェアの老舗として知られるSAS Institute Japanが提唱する「小さくはじめるSASアナリティクス」。SAS Institute Japan グループマネージャー 増山剛雄氏は、「最新のITツールでデータの前処理を簡略化し分析部分に比重をおく時間を増やすことで、分析結果を評価してマーケティング施策に落とし込むところのほうに時間をかけられるようになります」と語る。そのデータ分析の手法とは。

Analytics Lifecycleに沿ってデ...

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