セミナーで好評を博した対決企画を実施
ITソリューションの総合ディストリビューターとして、インフラ製品や関連サービスの導入、活用に向けたバリューチェーンの一翼を担うネットワールド。同社が扱う多彩な製品・サービスを紹介し、その最適な組み合わせを提案するイベント「Networld .next 2017」が、今年も9月6日(水)東京、9月15日(金)大阪の両日程で開催される。
Networld .nextは、昨年に続き2回目の開催となる。そもそもは同社がプライベートイベントとして2015年まで毎年開催してきた「Networld Fes」を継承するものであり、それが、参加企業の期待の高まりとともに広く開放されたものだ。
「マルチベンダー対応を標榜する当社は、様々なハードウエア/ソフトウエアベンダー様や、SIerをはじめとするパートナー様と協業関係にあります。そのため、取り扱う製品・サービスの全容を分かりやすくお伝えするには、ステークホルダー各社が一堂に会することができるイベントを開催することが有効だと考えました。おかげさまで、昨年は50社以上のパートナー企業に協賛いただきましたが、今年は、さらにそれを上回る規模での開催を予定しています」とネットワールドの黒川拓生氏は説明する。
今回のメインテーマは“ガチンコ”である。つまり、「競合ベンダーの製品・サービス同士を対決させてしまう」という、業界ではオキテ破りともいえる企画が多数検討されているという。
「実は、すでに昨年のNetworld .next 2016においても、ストレージベンダー6社の製品の性能を、仮想マシン1000台のVDI環境という同一の条件で検証。“ガチンコ”対決を実施し、来場者様から大好評をもって迎えられました。その後もセミナーなどの目玉企画として実施。例えば『本当にイケてるSDNベンダーはどっち?』と銘打ったセミナーでは、実際にシスコシステムズとVMwareの担当者にご登場いただき、2社の対決の結果を、参加したパートナー様とともに検証しました」と黒川氏は言う。
対決を通じて、カタログスペックや通常の商談からは知ることのできない、各ベンダー製品の真の実力が見通せる。エンドユーザーに向けたより高度なソリューション活用の提案につなげられると、パートナー各社から高い評価を集めているのだ。
旬のソリューションの真価を、直接対決で明らかにする――。
本記事では、今年の“ガチンコ”対決の詳細をはじめ、Networld .next 2017の内容にいち早く迫りたい。