今日、サイバー攻撃リスクへの対策が企業には切実な課題として突きつけられている。一方で、多種多様な対策製品・ソリューションの中からどのようなアプローチが最善なのか見極めに苦慮している企業も多い。警察組織でサイバーテロ対策やサイバー攻撃対策に従事した経歴を持ち、20年以上にわたりサイバー攻撃防御の第一線で活躍を続ける九電ビジネスソリューションズ株式会社の堂領輝昌氏と、最新鋭のウイルス対策ソフトを提供するCylance Japan株式会社の乙部幸一朗氏、さらにCylance OEMパートナー兼ユーザーでもあるエムオーテックス株式会社の丸山悠介氏が、今日の日本企業におけるサイバーセキュリティ対策の「誤った常識」について鋭い意見を交わした。
従来製品を超越する、歴史的かつ革命的な製品
――サイバーセキュリティ対策を巡る現在の状況をどのように捉えていますか。
堂領 あまりにも大きな「誤った常識」に満ちています。それは「ウイルス対策ソフトではウイルスは防げない」という”常識”です。 勘違いをしないでいただきたいのは、多層防御やウイルス侵入後の事後対策を否定する意図は一切ないということ。お伝えしたいのは、多層防御における構成要素の要であるウイルス対策ソフトについて、「まだ20年前のアーキテクチャである従来型製品を使い続けているのですか?」という問題提起です。
国内企業の多くは、現在凄まじいスピードで販売実績を伸ばしつつある、最新鋭のウイルス対策ソフトの情報を見逃しています。セキュリティ業界の歴史が始まって以来の革命的な製品が出現している事実を知っていただきたい。私はベンダー側の人間ではありません。国内のセキュリティ被害を抑えたいと願うユーザーの立場であるからこそ、垣根を越えた真実を発信できると信じています。
結論を言います。あらゆるセキュリティ対策製品の検証に優先して『CylancePROTECT』の検証及び導入をされてください。それが20年間にわたりサイバー攻撃防御の最前線に立ち、幾多の製品を検証してきた私の答えです。未知のウイルスが世に出現した“瞬間”に、それこそ検知率が100%に迫るほどの圧倒的な数字でウイルスを次々と検知する凄まじさを目にした時、私は言葉を失いました。「半世紀に1度しか出現しない究極の製品」と断言する理由はここにあります。
ウイルス対策ソフトが無力とされた時代は終わりを告げました。CylancePROTECTが現れた今、過去の常識は完全に覆ったのです。