導入しても使われないのには理由がある

 スマートデバイスの登場以降、ビジネス現場のモバイルデバイス活用シーンは急速に広がった。中でも、タブレットデバイスは、大画面ながら携帯性に優れる点や、PCでは難しいスピーディな起動、気軽なメール閲覧などが行える点が評価され、多くの企業で導入が進んでいる。

 ところが実際は、導入・活用を始めたものの、「やはりPCでなければ」と感じたことがある人は多いのではないだろうか。

 例えば、「資料のファイルを出先で編集しようとしても、タッチキーボードでは思うように作業できない」「バッテリーの減りが早いので、長時間の移動の場合は移動中の電源環境も考慮しておかなければ不安だ」といった声は多く聞かれる。また、閲覧可能なファイルがPCに比べて限定されるため、部下から送られてきた添付ファイルが開けず、オフィスに戻ってからデスクトップPCで確認したというのもよく耳にするエピソードだ。

 結果、現実には泣く泣くノートPCと2台持ちをしていたり、バッテリー切れの際の保険として紙の資料を持ち歩いている。これでは、業務負荷削減・生産性向上といったメリットは得られるわけもなく、導入コストもムダになってしまうだろう。

 こうした課題を解決する切り札として台頭したのが、ノートPCとタブレットの長所を兼ね備えた「2in1」型デバイスだ。最近は性能も向上し、活用範囲がさらに広がった製品も登場している。そこで今回は、タブレットのときと同じような失敗をしないため、プロの意見を基に正しい選定ポイントを考えよう。

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