“第2の業界標準”が提案する新常識とは!?
AIやIoTへの取り組みが、次々と実践段階に突入している。データから新しい価値を創造するチャレンジ、その成否を決めるのはサーバーの「パフォーマンス」である。アナリティクスやディープラーニングから思い通りの成果を得るには、膨大なデータを容易に扱える高性能サーバーが不可欠だ。だが、湯水のように「コスト」をかけることはもちろん許されない。
2018年1月、サーバーの「コストパフォーマンス」という長年の課題に鮮烈な解答を示す2ソケットサーバーが登場した。2つのポイントに注目したい。
◎SPEC CPU® 2017 ベンチマークで世界最高記録を更新*
◎仮想マシン(VM)あたりのコストを最大50%以上低減
いずれも、従来の常識を打ち破る快挙と言えるだろう。これを可能にしたのが、最大64コア/最大4TBメモリという潤沢なリソースを搭載しながら、衝撃的な価格設定で登場した2ソケットサーバーである。
より多くのコア、より多くのメモリを利用可能なことで、巨大なデータを扱うアナリティクスやディープラーニング、ハイパフォーマンスコンピューティングを加速させることができる。サーバーの優れたコストパフォーマンスは、クラウド/サービス事業者の競争力に直結するだろう。もちろん、プライベートクラウドや仮想化基盤でも、コストを抑えながらシステム集約率を高めることが可能だ。
コストパフォーマンスの常識を変える、そのサーバー製品の実像に迫る。
* 参照元:https://www.spec.org/cpu2017/results/res2017q4/cpu2017-20171031-00366.html